健康ブログ

加齢で耐えられなくなるのは「きつい運動」よりも「運動不足」

【健康途上の視点から今日のひとこと】

「運動しないでいること」は実は「きつい運動」よりもつらいこと、なのです・・・!

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近頃すっかりお酒に弱くなった、睡眠不足がつらい、ちょっとした風邪がなかなか治らない、きつい運動に耐えられなくなった・・・などなど、若い頃は平気だったのに、齢とともに耐えられなくなったなと思うことがさまざま出てきます。

ある意味でそれは自然なことですが、私自身の最近の実感として耐え難くなってきたのは、なんと「運動不足」です。

きつい運動に耐えられなくなることは想像していたことですが「運動せずにいることにも耐えられなくなる」とは意外でした。

一時間ほど座り仕事をしただけなのにあちこちの筋肉がこわばってくるのはもちろん、眠りから覚めたばかりなのにすでに疲労がたまっている、といったことを経験することもあります。

なので、かなり意識的に頻繁にストレッチをしたり肩を回したり屈伸運動をしたりしなければなりません。

コロナ以降はリモートがメインになってきたこともありほとんど外出しないで過ごすことも珍しくありません。

ふり返ってみればほぼ毎日電車であちこちに移動し続けていた日々にはそれなりに階段の上り下りもあり運動ができていたのだなあと思います。

また、若い頃には激しい運動だけじゃなくて「運動不足」にも耐えていられたのだということ、この気付きはちょっとショックでもありました。

深酒も暴飲暴食、睡眠不足も平気。若い時代にはメインテナンスフリーでもまったく問題を感じないものですが、これは受けているダメージが少ないというよりもそこから回復する力が豊かだったということなのだろうと思います。

というわけである程度の年齢になれば「運動しないから疲れちゃうんだよ!」という気持ちで過ごすのが良いようです。